父の日。というものは…。

母の日と違って、父の日は特にどうしようと考えてしまう日。
母親とは、結婚をして独立をしてからは、話すことが多くなった。兄弟の事、親戚の事、近所の事、家庭の事など色々話したりする。でも父は、男同士だからあまり会話をしなくなってしまうということがよくある。それは、お互いの存在を否定している訳ではなく、尊重しているから。
男というのは、特に日本人は、表現することが下手で、このような状態になってしまうのかもしれない。私と父も、普段はこのような関係で、二人でいてもそんなに喋るということはない。
だから、父の日が近づくとお互いがぎこちない態度になってしまう。
そして、今年もそんなシーズンがやってきた。


普段どおりが、普段どおりじゃなくなる日。

父と私は、仲が悪いわけではなく、どちらかというとよい方だと思う。必要なことは話したり、テレビを見ているときも話したりということはあるので仲は良い。でも、この時ばかりは家族全員に照れ隠しというか、ぎこちない父がしばらく続くのです。このようなことを経験したことのある人は多いのではないでしょうか。
男は「何かをあげる」ということよりも、「何かをもらう」という行為の方が苦手。正直、どう返すのかが分からず「謙遜してしまう」という状態になる。あくまでも、全員ではないのですが、ほとんどの人に当てはまるのではないでしょうか。
「父の日のプレゼント」と言って、渡すと100%、そわそわするというか、180度態度の変わった父が、毎年そこにいるのです。

不器用だけど、嬉しい気持ち。

父の態度が変わるのは、母曰く、「嬉しいくせに、気持ちを上手に表せてない証拠。」
素直になるなんてなかなか難しいことなのかもしれないけど、そんなぎこちなさが感謝の表れなんだと。直接聞いたことはないけれど、母が言うのだからきっとそうなのだろう。
まぁ、渡した方も、そっけない態度になっているのは事実。普段と違うのは父だけではないようだ。いつの間にか毎年そんなことを繰り返しては、たまに帰る実家で、みんなと笑い合って夕飯を食べている。
これはもしかすると、一生続くことなのかもしれない。きっと父は本当の気持ちを言ってくれないかもしれないけれど、酒でも一緒に飲みながら、本当の感謝の気持ちを聞いてみよう。そして、感謝の気持ちを心から伝えよう。

5月21日更新


最新ご注文状況速報

PAGE TOP